烏丸からすま 慎之丞しんのじょう

河村眞人

妖の中で最も格の高い妖御三家の一門、鴉天狗一族の当主。
表向きは幕府の御目付役として旗本や御家人の監視をしているが、
本来の仕事は全国の妖の動きを監視する妖目付であり、
妖が掟を破った場合に、独断で処分する権限を持つ盟約の番人。
そのため一部の妖から疎まれているが、本人は誇りを持っている。
生真面目で口数が少なく、感情を表に出すことはあまりない。